住宅ローンの審査でサラ金の借金は影響する?

住宅ローンの審査でサラ金の借金は影響する?

金利が長期的に低水準な事から住宅ローンの新規借入れを検討される方が増えています。さらに消費増税なども相まって住宅の建設件数は今後増加することが予測されますが、住宅ローンはクレジットカードやキャッシングなどとは桁違いに大きな額になるので、審査も当然厳しくなります。
これは各金融機関やその時期の顧客動向によって多少異なることですが、現在進行中でカードローンがある方の場合はもちろん、金融機関によっては借入がなくてもカードローンを持っているだけで、審査項目としてはマイナスの印象となります。
また住宅ローンの申し込み時には完済をしている場合にもサラ金での借入れが影響を及ぼすことがあります。
これは銀行系であっても、サラ金系のカードローンであっても利用せざるを得ないほど経済的に困窮していた、または現金がないと見なされるためで、借入れを行っていた時期が近ければ近いほど審査にはマイナスとなります。
しかし、借入れを行っていた記録が残るのは5年なので、それ以上前ならば、経済状況も大きく変化したと見なされるためほとんど悪影響といえる影響はありません。

サラ金の総量規制って?

多重債務者問題が社会問題になったことをきっかけに規制の機運が高まり、2010年の貸金業法の改正施行によってサラ金を含む貸金業者の過剰貸し付けが規制されることになりました。これがいわゆる総量規制で具体的にはある条件を満たす場合を除いて、年収の三分の一以上の貸し付けが原則として禁止になりました。それと同時に一社で50万円以上の貸し付けや複数社で100万円以上の貸し付けを行う場合には源泉徴収票などの収入証明書の提出も義務付けられました。
ただし、総量規制が適用されるのは個人の貸し付けのみで、法人の貸し付けや個人法人を問わず保証は総量規制の対象外となります。その他に総量規制の対象からは除外される貸し付けや年収の三分の一以上の貸し付けが例外として認められるものもあります。
しかし、この総量規制は貸金業法で規制される銀行以外のサラ金などの貸金業者に適用され、銀行法によって規制される銀行では総量規制の対象外となっています。

複数のサラ金に同時に申し込むと不利?

サラ金からお金を借りる際何社まで、といった決まりはありません。しかし、複数社から借り入れる場合、審査が厳しくなるのがデメリットと言えます。
年収の三分の一まででしたら、何社からでも借り入れが可能ということになっていますが、複数のサラ金からお金を借りていて、更に新しい場所から借りるとなると、お金を貸す側も慎重になります。
審査の際は個人信用情報機関に照会すれば、その個人のカード申込み状況、保有状況も知ることができ、カード会社はその情報を取得しています。
本当に返す能力があるのか、貸す側のリスクが高くならないかなどサラ金側も商売ですので、審査がかなり厳しくなるでしょう。
しかし、初めてサラ金から借りる場合、50万円までしか貸してくれないところが多いです。100万円借りたい場合はどうしても他社からも借り入れが必要になってきます。
そんな場合、何社までなら審査に落ちにくいのかというと、答えは2社までです。2社までなら借り入れも意外と簡単に認められることも珍しくありません。ただ、3社、4社とどんどん借り入れをしていくと審査も当然厳しくなっていき、審査の段階で落とされてしまいます。
どうしても複数社から借り入れをしたいという人は、2社までなら可能で3社目からは審査が厳しくなるということを頭に入れておきましょう。



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